ケース1
- 当人
- 薬物依存症・アルコール依存症・ギャンブル依存症、30代男性
- 介入参加者
- 父、母、ソーシャルワーカー
- 依存対象
- 覚せい剤、処方薬、アルコール、ギャンブル
- 自助グループの経験
- なし
- 治療経験
- あり
- 16歳よりアルコール→処方薬、26歳で覚せい剤へ依存
- 高校卒業後、就労期間は約一年
- 父50代、母50代、妹30代、弟30代
- ギャンブルによる借金を約400万円抱え、自己破産
- 精神病院への入退院を20回以上くり返す。ほかの治療施設への入所を3回したが回復せず
- 精神病院の入院中にインタベンションを行う。本人は帰宅を強く希望するも両親は連絡を絶ち、面会や差し入れはすべて当センタースタッフが行う。当初、スタッフとの繋がりをいっさい拒否するも、退院時には入所を決意
ケース2
- 当人
- ギャンブル依存症、40代男性
- 介入参加者
- 父、母、妻、上司2名
- 依存対象
- ギャンブル
- 自助グループの経験
- なし
- 治療経験
- なし
- 20代よりパチンコ、スロットをはじめる
- 町内会やサークルの活動費を横領。そのたびに家族が尻拭いをしてきた
- 父60代、母60代、妻30代
- 妻が依存症ダイアルへ相談。妻は自助グループへ繋がり、両親はワンネス財団主催の家族プログラムへ参加。依存症について学び、尻拭いをやめる
- 会社に借金をしはじめる。社長に依存症について説明するも理解を得られず、社長がイネイブラーとなる
- 会社に消費者金融からの取り立てが集中し、業務に支障をきたす。業務中に本人は失踪。半日後に発見。
- イネイブラーとなっていた社長の底つきによりインタベンションを行い、本人の入所に至る
ケース3
- 当人
- 薬物依存症・20代男性
- 介入参加者
- 母
- 依存対象
- 覚せい剤・処方薬
- 自助グループの経験
- なし
- 治療経験
- あり
- 中2よりシンナー、16歳で大麻により鑑別所入所、高校中退
- 父50代、母50代、兄20代
- 当人の職業:ペンキ職人
- 母親がナラノン、社団法人GARDENに通っていることは本人も把握していた
- ワンネス財団の回復支援施設であるGARDENの外壁塗り替えのアルバイトへきてもらう。スタッフがともに外壁塗装をしながら信頼関係を築く
- いったん帰宅するも、半月後に入所